できるだけ添加物が入っているものは食べたくない!
人気の宅配弁当nosh(ナッシュ)は無添加なのか?

勘違いしている人が多いのですが、無添加だから絶対に体にいいというわけではないし、添加物が入っているから体に悪いというわけでもないのです。
人間の体にとっていちばん怖いのが食中毒ですよね。
そう考えると無添加の方が怖くなってきませんか?
ナッシュの弁当には必要最低限の添加物が使われているので、コンビニの添加物まみれの弁当や、イメージの為に無添加をうたった商品よりも安全だということがわかりましたよ。
ナッシュの料理に入っている添加物は危険?
ナッシュの料理には添加物が使用されているということですが、どんな種類の添加物が入っているのでしょうか?
チリハンバーグステーキの添加物

公式サイトのメニューから、原材料を調べると以下のように記載されていました。

チリハンバーグステーキの添加物
・加工でんぷん
・ph調整剤
・調味料(アミノ酸等)
・貝Ca
・増粘剤(キサンタン、グァーガム)
・着色料(アナトー)
・甘味料(スクラロース)
これをみて、どんなイメージを持ちますか?
・加工でんぷんはなんとなく悪い添加物ではなさそう。
・貝Caは貝のカルシウムだから問題ない。
・その他は、剤とか料とか、薬品みたい。
・カタカナやアルファベットは化学物質だろうから体に悪そう。
おそらくほとんどの人が、同じような感想を持ったのではないでしょうか。
では実際は体に悪いのか?
ということが気になると思うのですが、これだけでわかるはずがないんですよね。
つまり何が入っているか?というのは、ひとつの指標にはなりますが、量がわからない以上、悪いと決めつけるのは推測でしかないわけです。
添加物の安全性は量で決まる

添加物は弁当の食中毒を防ぐのに欠かせない要素ですから、入っているかどうかではなく、その量で安全性が決まってきます。
私たちの食生活に欠かせない調味料に「塩」の存在がありますが、塩分の摂り過ぎが体に毒なのは言うまでもありません。
では塩は体に悪いか?と聞かれると、そうではありませんよね?
毎日少量(7g以下)なら、毎日取り入れ続けても体には何の害もないのです。

また「ビタミン」のように、体にはプラスしかないようなイメージでも、摂りすぎると体に支障が出るのはご存知でしょうか?
例えばビタミンAを過剰摂取すると、副作用として頭痛やめまいが起こったり、脱毛や関節痛などの症状が慢性的に起こったり、妊婦なら胎児に悪影響が起こるなどのリスクがあるのです。
かといって不足すれば、皮膚に異常が出たり、生殖機能が低下することもあるので、大事なのは量とバランスといえますね。
実際の添加物の使用量はどれくらい?

厚生労働省によると動物実験を元に、安全性を考えて、その100分の1の量(※ADI)を基準にした審議によって使用量が設定されているということです。
ADIとは、一日摂取許容量といって、毎日一生摂り続けても体に影響がないとされる数値をいいます。
ここで、実際に摂取されている量が、基準を上回っていたら意味がないのですが、厚生労働省では、実際の摂取量は1日の摂取許容量を大きく下回っているという結果を報告しています。
結局ナッシュの添加物はどうなの?

添加物=体に悪いというわけではないことがわかったけど、無駄に添加物を摂りたくないのも確か。
では結局のところ、ナッシュの添加物はどう考えればいいのか?
コンビニやスーパーの弁当だと、作ってから店舗に配送されて、そこから買われるまで長時間陳列されますよね。

冷蔵もあれば、常温で何時間も置きっぱなしになることも。
長時間置きっぱなしだからだからといって、食中毒を出していいわけではないですから、冷凍や冷蔵に比べて添加物が多く使用されているのは容易に想像がつきます。
ナッシュはというと、製造ラインで大量生産するという工程において、多少の添加物は必要になるとは思います。

しかしコンビニ弁当などと違って、出来上がってすぐに冷凍されますし、食べる直前に解凍するので、無駄に添加物を使用する必要はないのです。
無添加表示の食品こそ注意するべき理由

ですが、「添加物」に表示に関するルールがあるのと違い、「無添加」には表示に関するルールがないことはご存知でしょうか?
無添加 保存料不使用
なぜなら「無添加=安全」という根拠は全くないからです。
ナッシュの添加物まとめ

今回、記事を書くにあたっていろんな資料や専門家を名乗る人の意見をみてきましたが、個人的には、「国が安全だと認めている範疇のものなので、危険であるという根拠はない」というのが結論です。
なぜなら危険を訴えている人は、「添加物がたくさん使われている!」と声を荒げるだけで、何がどう危険なのかとか、量のことについては話さないんですよ。
もちろん、話を聞いていて、あまり食べたくないというような添加物もありましたが、あくまでも安全性の話です。
逆に添加物がなければ、食中毒が増える、そうなると死者が出るのは目に見えています。
添加物:危険だという根拠がない
無添加:食中毒のリスクが確実に増える
もちろんできるだけ添加物を摂りたくないという人は、自炊などをすればいいですし、無理に添加物の入った食品を食べる必要はありません。
ですが宅配弁当に、適度に添加物が使われているのは当然だといえるのではないでしょうか。
