最近は宅配弁当も、多様化しつつあるのはご存知でしょうか?
もともと高齢者や、病気の予防などとしての利用が多かったのですが、ダイエットはもちろん、筋トレにも効果的な内容の宅配サービスが増えているようです。
では人気の宅配弁当nosh(ナッシュ)は、筋トレするのにどうなのか?

低糖質で低カロリーだから、筋トレしながらダイエットが出来るなら、利用したいところですよね。
筋トレするなら、タンパク質が欠かせないところですが、ナッシュの栄養価の基準には「高たんぱく質」も掲げられています。
タンパク質=プロテイン
つまりナッシュには、筋肉を作るのに欠かせない栄養素が、豊富に含まれているということです。

ただし「高たんぱく質」とだけ書かれているだけでは、実際の量も筋トレに必要な量もよくわかりません。
ナッシュで筋トレはできるのか?
結論から言うと
ナッシュは筋トレをする人の1回の食事としては最適なタンパク質の量だということがわかりました。
ナッシュの料理でタンパク質は何グラム摂れる?

鮭の南蛮漬け | 18.3g | 彩り酢豚 | 16.3g |
ポークチャップ | 20.5g | ハンバーグと温野菜のデミ | 15.4g |
牛肉のデミグラスソース煮 | 20.5g | タンドリーチキン | 38.2g |
エビのチリソース煮 | 21.9g | ソーセージペンネ | 14.0g |
大豆ハンバーグ | 17.4g | 白身魚のエスニック揚げ | 10.7g |
牛肉ときのこの甘辛煮 | 16.6g | ロールキャベツのトマト煮込み | 11.0g |
ごろっと野菜のビーフカレー | 15.2g | ヤンニョムチキン | 29.3g |
牛肉と野菜のXO醤炒め | 19.5g | 鮭ときのこの蒸し煮 | 19.8g |
牛肉のすき焼き | 14.6g | 塩糀鯖の和プレート | 19.8g |
牛肉の芝麻醤炒め | 18.6g | 鶏団子と大根の煮物 | 8.9g |
ごろっと野菜の麻婆茄子 | 8.9g | ぶりと野菜の黒酢あんかけ | 16.9g |
味噌煮込みハンバーグ | 17.9g | チリハンバーグステーキ | 17.6g |
鰆の香味焼き | 18.9g | チキンのトマトチーズがけ | 37.7g |
バッファローチキン | 29.2g | 白身魚の野菜あんかけ | 18.9g |
豚肉の旨ダレ焼き | 12.9g | 焼き鳥の柚子胡椒 | 32.3g |
豚と大根の麻婆煮 | 20.5g | 牛丼 | 17.0g |
チキンのバジルオイル焼き | 32.8g | 鮭のごま風味焼き | 22.6g |
牛肉のプルコギ風 | 10.9g |
※2020年8月時点
下は8.9gから上は37.7gまでで、計算すると平均約19.5gだということがわかりました。
1位 タンドリーチキン:38.2g
2位 チキンのトマトチーズがけ:37.7g
3位 チキンのバジルオイル焼き:32.8g
4位 焼き鳥の柚子胡椒:32.3g
5位 バッファローチキン:29.2g
※2020年8月時点
ナッシュの料理のタンパク質の量の平均:19.5g
この量が筋トレをする人にとって多いのか少ないのか?
筋トレに必要なタンパク質の量は?

通常の生活で、1日に必要なタンパク質の量は体重×約1gと言われています。
体重 × 1g(タンパク質)
では筋トレで筋肉をつけたい人は、1日にどれくらいのタンパク質が必要なのか?

ちょうど通常の倍のタンパク質が必要だといわれています。
体重 × 2g(タンパク質)
体重が50kgの人なら100g、60kgの人なら120gです。
さらにタンパク質を摂取するのにはルールが
1日に必要なタンパク質の量はわかりましたが、それだけでは筋トレにとって効果的とは言えません。
タンパク質を効率的に摂取するには、体のルールに従わなければならないのです。
そのルールとは
タンパク質を1度に吸収できるのは約20gということです。
つまりタンパク質の量が多い食事だからといって、必ずしも筋トレにとって効果的かというと、そうでもないわけです。
体重50kgの人だと1日に5回、体重60kgの人だと1日に6回も食事をしなくてはいけません。

通常の食事の間と筋トレの前後など、1日に2~3回のプロテイン摂取をプロテインパウダーでまかなえば、効果的に無駄なくプロテインを摂取することが可能になるわけです。
体重60kgの人のプロテイン(120g)摂取例
※夕食後に筋トレをする場合
朝食 | 間食 | 昼食 | 間食 | 夕食 | 筋トレ後 |
20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g |
まとめ:ナッシュで筋トレは可能!ただしプロテインも必要
ナッシュは筋トレに効果があるのかを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ナッシュよりもタンパク質の量が多い宅配弁当もありますが、1度に摂取できるタンパク質の量は約20gなので、それ以上のタンパク質は意味がないことがわかりましたよね。

つまりナッシュのタンパク質は、平均して約20gなので、筋トレ中の食事として調度いいと言えるかも知れませんね。
タンパク質の量が多い食事を考えるよりも、プロテインをうまく使って、吸収される量とタイミングが重要なのです。